とよ屋について

 グループホームでは、利用者様の日常生活において調理、掃除、洗濯物たたみなど、「手続き記憶」に基づいてのお手伝いが多くあります。これらの家事は、利用者様にとっての日常の刺激にはなりますが、同じ事を繰り返すたびに満足感や達成感は減少する傾向があります。

 利用者様から「つまらない、他にやることがない」などの言葉も聞かれることもありました。

日常の家事やレクリエーション、散歩、遠足だけでは埋められない物足りなさ、本当の生きがいに通じていない何かを痛感していました。

 そんな時、ある亡くなられた利用者様のご家族から寄付の申し出があり、このお志を消耗品ではないもので利用者様の役に立てたいと考え、利用者様と一緒に運営する駄菓子屋を思い付きました。

 このことを運営推進会議で話したところ、思いがけなく地域のボランティアの皆さんの力を借りる事が出来、現在では地域に根付く店舗になる事が出来ました。

駄菓子屋として

放課後には、近所の子供たちが昔なつかしの駄菓子を買いに来てくれます。

グループホームの利用者さんが店番にいると、大サービスされることも。

憩いの場として

グループホームの利用者さん、地域の方々の憩いの場として。

地域との連携

運営スタッフのボランティアのみなさん。

店の切り盛りから日々のこまごまとしたスケジュール調整まで担って下さいます。